01結論(3行)

Webマーケター採用では、学歴不問・未経験可と明記した求人が多く見られます。ただし、学歴の影響が全くないと断定できるデータを、WEBMARKSは持っていません。

この記事では、自社にあるデータの範囲と、採用側が実務未経験者を評価する際に重視するとされる観点を整理します。学歴別の内訳データそのものは、この記事では扱いません。

02学歴とWebマーケター採用の関係とは|基本の整理

学歴とは、最終学歴(高卒・専門卒・大卒・大学院卒など)を指す一般的な言葉です。求人票の応募資格欄に、条件として記載されることがあります。

Webマーケターは、実務未経験からの転職者や副業からの参入者が多い職種です。求人票の応募資格欄には、学歴を明記せず「未経験可」とだけ記載する求人が一般的に見られます。

求人票に見られる学歴条件の記載パターン、学歴不問型と学歴記載型の比較 Webマーケター求人には、学歴を条件に明記しない学歴不問型と、応募資格に学歴を条件として明記する学歴記載型の2パターンが見られる。どちらが多いかを示す集計データは無く、両方の型が存在するという事実を示す比較図。 求人票に見られる学歴条件の2つのパターン 学歴不問型 ・応募資格に学歴の  記載が無い ・「未経験可」の  表記が中心 ・業界に多く見られる  傾向とされる 学歴記載型 ・応募資格に学歴を  条件として明記 ・企業や職種により  存在する ・比率を示す集計は  社内に無い どちらの型が多いかを示す統計データはありません
求人票に見られる学歴条件の記載パターンを、学歴不問型と学歴記載型の2つに分けて示した比較図

ただし、これは業界全体に見られる一つの傾向であり、すべての求人に当てはまるわけではありません。企業や職種によっては、応募資格に学歴を条件として明記するケースもあります。個別の求人ごとに条件は異なるため、応募先の募集要項を確認することが欠かせません。

WEBMARKSの受講生は、その多くが実務未経験者です(出典: WEBMARKS社内実績データ)。学歴を軸にした受講生の内訳集計は行っておらず、この記事でも学歴別のデータは示せません。

03学歴と採用実態の具体例・分類(表)

自社に何があり、何が無いかを整理します。

項目自社データにあるか内容
受講生の学歴別内訳ない学歴を軸にした集計は行っていない
受講生の属性の傾向ある未経験者が中心という定性的な傾向
転職成功者の職種内訳ある2024年〜2025年報告ベース、全卒業生を網羅せず
採用側が重視する観点編集部の見解として整理実務経験を証明できる材料の有無

転職成功者全員が、Webマーケティングの実務ポジションで内定しています(出典: WEBMARKS社内実績データ)。この集計の対象は、2024年〜2025年に就職・転職の報告があった卒業生です。

報告があった卒業生のみを対象にした集計であり、全卒業生を網羅するものではありません。学歴別の内訳は、この集計にも含まれていません。

採用側が実務未経験者を評価する材料は、学歴以外にもあるとされています。独学の学習量そのものよりも、どのような施策をどう考えて実行し、結果をどう振り返ったかという一連のプロセスを示せるかどうかが、選考で見られやすい点だと考えられます。

面接では、学歴そのものよりも、実務に近い経験や思考のプロセスを掘り下げる質問が使われる傾向があるとされています。例として、次のような質問が挙げられます。

  • 「学習の中で、特に力を入れて取り組んだ施策は何ですか」
  • 「その施策で、うまくいかなかった点はありましたか。どう改善しましたか」
  • 「今後、実務でどのように学び続けるつもりですか」

これらの質問は、学歴の有無ではなく、取り組みのプロセスと振り返りの姿勢を確認するものです。準備の際は、暗記した回答ではなく、自分の実際の経験にもとづいて答えられるようにしておくことが大切です。

未経験者の選考で見られやすい材料、実務経験の証明・成果物・振り返り Webマーケター未経験者の選考で見られやすいとされる材料を、学歴の位置づけと対比しながら3つ整理した図。実務経験の証明、成果物やポートフォリオ、施策をどう考え実行し振り返ったかの説明という3つの観点を示す。編集部の見解として整理したもの。 未経験者の選考で見られやすい材料 編集部の見解として整理(学歴以外の観点) 実務経験の 証明 副業・案件での 実務の記録 成果物 ポートフォリオ 実際に手を動かした 形として残る記録 振り返りの 説明 考えて実行し 検証した過程 いずれも学歴の有無そのものではなく 準備の中身に関わる観点 選考基準を保証するものではなく、編集部が整理した一般的な傾向です
未経験者の選考で見られやすい材料を整理した図

この観点は、学歴の有無そのものよりも、実務に近い形で何を準備してきたかという実績の見せ方に関わります。準備の進め方は、職務経歴書やポートフォリオの記事で個別に扱っています。

04よくある誤解・つまずきやすい点

学歴に関する誤解の中で、特に多いものを整理します。

まず「高学歴でないとWebマーケターになれない」という誤解です。学歴不問・未経験可と明記した求人が多く存在する一方、学歴が一切見られていないと断定できるデータもありません。両方の可能性を踏まえたうえで、個別の求人条件を確認することが大切です。

次に「学歴があれば実務経験なしでも評価される」という誤解です。実務未経験の場合、学歴の有無にかかわらず、実務経験に近い材料の準備を求められる傾向があります。

最後に「学歴別の成功率データが存在する」という誤解です。WEBMARKSには学歴別の内訳を集計したデータは無く、この記事でもそうした数字を示すことはできません。

05次に読むべき記事

学歴以外の適性を確認したい場合は『未経験からWebマーケターを目指す前に確認する適性チェック』が参考になります。転職の準備を具体的に進めたい場合は『未経験からWebマーケターへ転職する準備、何をどの順で揃えるか』で手順を整理しています。

実務経験をどう職務経歴書に反映するかは『職務経歴書に書くWebマーケター未経験者の実務経験の翻訳方法』で扱っています。3つの進路全体を先に整理したい場合は『Webマーケターになる3つの進路、副業・転職・独立をどう選ぶか』を確認してください。

06FAQ

学歴が理由でWebマーケターになれないことはありますか

学歴不問・未経験可と明記した求人は多く存在します。個別の求人ごとに条件は異なるため、応募先の募集要項を確認することをおすすめします。

学歴によって採用されやすさは変わりますか

WEBMARKSには学歴別の採用データの集計が無く、この記事では判断できません。実務未経験者の評価は、学歴よりも実務経験の証明材料に基づく傾向があるとされています。

大卒でないと転職は難しいですか

難しいと断定できるデータをWEBMARKSは持っていません。学歴に関わらず、実務経験や成果物を示す準備を進めることが、選考で重視される傾向があるとされています。

学歴よりも重視される材料はありますか

独学の学習量そのものよりも、施策をどう考えて実行し、結果をどう振り返ったかという一連のプロセスを示せるかどうかが、選考で見られやすい点だとされています。

WEBMARKSの受講生は高学歴の人が多いですか

学歴別の集計は行っていないため、正確な傾向は把握していません。受講生の多くは実務未経験者です(出典: WEBMARKS社内実績データ)。

学歴が理由で選考に落ちた場合、どう対応すればよいですか

個別の選考結果の理由は開示されないことが一般的で、学歴が理由かどうかを確認する手段は限られます。準備を継続し、実務経験の証明材料を増やしていくことが、次の選考につながる考え方です。